レコード買取前に覚えておきたい専門用語集

このページでは、レコード買取で押さえておきたい専門用語についてまとめました。初心者だけでなく中古レコード買取の経験者にとっても役立つ用語集となるので、この際に確認しておいてください。

レコードにまつわる専門用語を要チェック

LPレコード

LPは「long play」の略であり、直径12インチ(30cm)や10インチ(25cm)のサイズを持つレコードです。長時間の録音が可能なことからクラシック曲や歌手のベスト盤などに使用されました。それ以前に使われていたレコード(SPレコード/SP盤)と比較する時にも使用されます。

LPレコードはどういうもの?どこで買取してもらえるの?

SPレコード

SPは「standard play」の略であり、LPレコードが誕生する以前に使用されていた蓄音機用のレコードを指します。レコードのサイズはLPと同じ12インチや10インチですが、記録時間が片面4分半程度と短いことが特徴です。また、適切な再生にはSPレコード対応のプレーヤーが必要です。

SPレコードとは?どこで買取してもらえるの?

EPレコード

直径7インチ(17cm)、回転数(45rpm)のレコードであり、一般的にはシングル盤として知られています。中心の穴にはアメリカ仕様の大サイズ、日本仕様の小サイズがあり、穴の大きなものは「ドーナツ盤」とも呼ばれてます。

全集

クラシック曲や映画音楽など、特定のジャンルの有名楽曲などを複数枚にまとめた、箱形のレコード集です。全集に関しては買取不可としている買取ショップもあります。

再発盤

最初にアルバムが発売された後、改めて発売されたレコードです。収録楽曲は同じであったとしても、付属の帯や型番が変更されていたり、輸入盤ではラベルが変更されていたりすることもあります。

ブート盤

オリジナルのレコードの権利を持つレーベルやアーティストに対して、無許可で販売されている、非公式のレコードです。現在では「海賊版」と呼ばれることもあります。

プロモ盤

プロモーション盤の略であり、宣伝用として業界関係者やDJに配布されたレコードです。一般的に非売品であり、市販されたレコードとはラベルの色や表記に違いがあるものもあります。

シールド盤

未開封状態のレコードを指す言葉です。発売当時のままにフィルムで密封されているレコードがシールド盤であり、新品か中古品かは関係ありません。ただし、状態として新品に近いものもあり、高価買取を期待できるかも知れません。

赤盤

一般的な黒色のレコードに対して、1960年代に東芝が発売していた赤色のレコードです。時期限定の特徴でもあり、赤盤にはプレミア価値がつくこともあります。

インナースリーブ

レコードを保護する目的で使用されている袋のことです。紙製やビニール製のものがあり、インナースリーブにはレーベルロゴなどが記載されています。帯と同様に付属品の1つとして扱われます。

ソノシート

折り曲げられるほど薄いビニール製のレコードです。朝日ソノラマの登録商標であり、その他のメーカーではシートレコードやフォノシートなどと呼ばれました。耐久性は低いものの生産コストが安く、雑誌の付録などにも使用されました。

ペラジャケ

文字通りペラペラのジャケットのことであり、紙へ直接に印刷加工が施されているものです。1枚のジャケットが裏面まで折り返されており、60年代までの国内のレコードに使用されていました。ペラジャケ専門のコレクターもいます。

OBI

そのまま「帯(おび)」と呼び、日本で使われている意味と同様です。一般的にレコードの帯は日本特有の文化であり、海外のコレクターからも「OBI」として珍重されています。

インポート

海外で販売されているレコードを直接輸入したものです。国内歌手のレコードであっても、インポート盤ではレーベルの表記が英語であったり、ジャケットのデザインが違っていたりします。また、海外アーティストの日本輸入盤と、最初から日本での販売を目的に製造された国内市場向けレコードでは、音質に差があるものもあります。

エクスポート

輸入盤(インポート盤)に対して、製造国から国外向けに制作された輸出向けのレコードが「エクスポート盤」です。

シュリンク/シュリンク付き

新品レコードのジャケットを包装している透明フィルムのことです。シュリンク付きのレコードは、封は切られている状態(開封済み)であるものの、シュリンクは残っている状態を指します。保管状態の目安の1つとして使われます。

ドリルホール

ジャケットの端にドリルで開けられた穴のことです。ドリルのために断面が粗く、廃盤やセール対象の製品を見分けるサインとして使われていました。

パンチホール

ジャケットの端にパンチで開けられた穴のことです。ドリルホールと同様に廃盤やセール品のサインとして使われましたが、ドリルと比べ断面が綺麗なことが特徴です。

コーナーカット

ジャケットの四隅の内、1つの角がカットされているレコードを指します。廃盤やセール品を見分けるサインとして使用されていました。

ヒゲ

レコードのレーベル部分についている傷のことです。レコードをターンテーブルへ載せる際、レーベル面がターンテーブルのセンタースピンドルに引っかかって生じるダメージの証拠であり、保管状態や使用歴を判断する目安になります。

プレスミス

レコードの製造過程において、盤面に異物や気泡が混入していたり、ノイズや反りが生じたりした状態で出荷された不良品を指します。

ワープ

プレスミス(不良品)の中でも、特にレコードが反っている状態です。盤面が反っていることでレコード針が盤面を正しくなぞれず、音が歪んだり針が飛んだりしてしまいます。

ヒートダメージ

熱によるダメージを受けた状態のレコードです。レコードの素材であるプラスチックは熱に弱く、真夏に直射日光を浴びたり冬場に暖房器具の近くに置かれたりすることで、歪んだり反ったりしやすくなります。

ウォーターダメージ

ジャケットや帯などが水に濡れて傷んでしまった状態です。一度でも濡れた部分は、乾いてからも凹凸や色あせが生じやすくなり、査定ダウンの理由になります。

プチノイズ

プレスミスやその他のダメージによって、再生中に発生する「プッ」というノイズ音です。

チリノイズ

盤面に付着したゴミや傷の影響によって生じる、「チリチリ」というノイズ音です。

針飛び

盤面に付着したゴミや傷、プレスミスなどの影響で、針が飛んで音が途切れてしまったり、同じ場所で再生が繰り返されてしまったりする状態です。

盤反り

ヒートダメージや保管方法によって、レコードが曲がって反ってしまっている状態を指します。反りが大きくなるほど再生に問題が生じやすくなります。

ターンテーブル

レコードプレーヤー(再生機)において、アナログレコードを載せて回転させるための場所です。プレーヤーそのものを指す場合もあります。

針圧(しんあつ)

ターンテーブルに載せたレコードに対して、盤面の溝を針がなぞる際の圧力です。レコードを正しく再生するには、常に適正な針圧をキープする必要があり、針圧に問題があると針飛びを起こしたり、レコードを傷つけたりする恐れがあります。

リムドライブ方式/アイドラードライブ方式

ターンテーブルを回転させる駆動方式の1つです。ターンテーブルのリム部分に、回転式のゴム製パーツ(アイドラー)を押し当てることで、モーターの回転力を伝えます。現在は製造されていない駆動方式であり、正常に稼働するリムドライブ式ターンテーブルには、高額査定がつくこともあります。

ベルトドライブ方式

ターンテーブルの駆動方式の1つであり、モーターとターンテーブルをベルトでつないで動力を伝達する仕組みです。ターンテーブルの外側に巻き付けるようにベルトが装着され、ターンテーブルの半径が大きくなるほどに回転が滑らかになります。

ダイレクトドライブ方式

ターンテーブルの駆動方式の1つであり、モーターとターンテーブルを直接連結させて回転させる仕組みです。モーターの力をダイレクトに伝えられるため、立ち上がりがスピーディで回転数も安定しています。

RIAA

「アメリカレコード工業会:Recording Industry Association of America」の略であり、通例として「リア」と呼ばれます。RIAAはアナログレコード規格の標準化を目指して50年代に設立された組織であり、RIAAによってどのレコード会社のレコードであっても適正なバランスで再生できるように、規格が統一されました。また、RIAAによって定められた音質調整の規格(イコライザーカーブ)を「RIAAカーブ」と呼びます。

専門用語を覚えてレコード買取を賢く利用しよう

中古レコードで高価買取を目指すためには、レコード買取ショップが査定時に目を付けるポイントや、査定士の間で使われる専門用語などを理解しておくと役立ちます。

大切なレコードだからこそ、関連用語を正しく理解してレコードの状態を確認しておき、適切に査定してもらえるよう準備しておきましょう。

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