演歌の中古レコードはEP盤の流通量が多く安価に取引されていることが多いのですが、
テレサ・テンは非常に人気が高く、プレミア価格がついているレコードもあります。
演歌レコードは、一般的な中古レコードやCDを扱う店舗よりも専門コーナーや専門店を持っている買取業者で取り扱われることが一般的のようです。手元にある演歌レコードを売りたい場合は、「演歌」という1つのジャンルの相場を理解し、きちんと査定してくれる買取業者を選ぶようにしたいですね。
ここでは高額で取引されている演歌レコードの価格を調べてみました。
アーティスト / タイトル | 買取相場 |
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美空ひばり / 歌の花模様 | 16,800円 |
美空ひばり / ひばりとマドロスさん | 14,800円 |
石川さゆり / おもいで | 2,200円 |
石川さゆり / みちゆき博多発 | 1,700円 |
藤圭子 / パネル・デラックス | 22,800円 |
船村徹 / ふりむけば二昔半 | 6,800円 |
テレサ・テン / ベスト・ヒット・アルバム | 24,800円 |
青江三奈 / ゴールデン・デラックス | 9,800円 |
三船和子 / 演歌劇場<市川昭介作品集> | 5,800円 |
都はるみ / 恋の奴隷 | 14,800円 |
八代亜紀 / 激唱・八代亜紀 流行歌 | 16,800円 |
島倉千代子 / 島倉千代子リサイタル | 7,800円 |
五木ひろし / なつかしの歌アルバム 第一集 | 5,800円 |
五木ひろし / ファイナル・イン・武道館 | 8,800円 |
美川憲一 / リサイタル | 5,800円 |
森本和子 / 任侠おんな演歌 | 8,800円 |
神野美伽 / 演歌・ひとり歌 | 8,800円 |
三橋美智也 / 三橋美智也ショー・ライヴ | 7,800円 |
瀬川瑛子 / 命くれない | 5,800円 |
細川たかし / リサイタル | 5,500円 |
日本の心と言われる演歌。独自の音楽性を持ち、情景や心情を歌い上げる演歌は聞く人の心に残ります。
演歌と歌謡曲やJ-POPの大きな違いは使っている「音階」にあります。一般的な楽曲が7音階なのに対し、演歌は5音階。7音階中の4番目と7番目を抜いていることから「ヨナ抜き音階」とも呼ばれ古くから日本で良く使われてきた音階です。日本の伝統的な音階の要素を含んでいるため演歌は「日本独特の音楽だ」と言われているのですね。歌唱法も「こぶし」という演歌独特の歌い方がされています。
演歌はもともと「演説歌」の略語。明治時代に起きた自由民権運動の最中に生まれたとされています。政治家を批判する演説の取り締まりが厳しくなったのを受けて、演説を歌にしたのが始まりです。
戦前の流行歌のながれを受けて、1950年代には現代に通じる「演歌」のスタイルが出来上がっていきました。美空ひばり、三波春夫、島倉千代子といった大物スターが誕生。1960年代には艶歌や怨歌とバラバラだった呼び名が「演歌」に統一されていき、1980年代にはいるまで北島三郎、五木ひろし、石川さゆり、小林幸子などさまざまな演歌歌手が活躍しました。
1980年代はカラオケブームが到来。「歌いやすい演歌」がヒットする傾向になり、歌手独特の持ち味が活かしきれない時代となっていきました。坂本冬美、五代夏子、藤あや子、城之内早苗といった女性演歌歌手が活躍し注目を集めたのもこの時代からです。
1990年代から現代では、演歌歌手として活躍していた歌手が他ジャンルのアーティストとコラボした楽曲を発表するなど「演歌」の垣根を越えて活躍しています。代表的なのは坂本冬美が歌ったビリーバンバンのカバー曲「また君に恋してる」でしょうか。演歌歌手でありながらフォークソングをカバーし、話題に。
根強い人気を誇る演歌は停滞するJ-POP市場でも安定した売り上げを維持していて、ランキング番組などでも見かける機会が増えています。
演歌のレコードは他のジャンルと比べて、すでにたくさん流通していると言われています。そのため売却したとしても高額で買い取ってもらえないことが多いです。例えばヤフーオークションで、シングルレコードを100枚まとめて売った場合の相場は1000円前後。1枚あたりで計算すると10円程度にしかなりません。なかには5,000円以上で落札されるレコードもありますが、演歌だけでなくクラシック・ロック・アイドルなども併せて売られている場合がほとんどです。
レコードを売る方法は「店舗を持つレコードショップ」「ネットショップ」「ネットオークション」の3つです。
メリットは、レコードを査定する人がハッキリと分かること。レコード買取に関して質問や疑問がある際に相談しやすいのがポイントです。またお店から遠方に住む人は、店頭に来なくても宅配や出張買取を利用することができます。
宅配買取が基本です。梱包用の段ボールにレコードを詰めて送るだけなので、レコードの量が多い人におすすめです。しかし、査定してくれる人の顔が見えないため、「本当に適正に査定しているのか?」と不安になる人もいるそうです。
落札者が多ければ多いほど相場よりも高値で売れます。その一方で落札者が少ないと、相場より安い値段でしか売れません。最悪の場合、落札者が現れずに売れないケースもあるのです。
演歌を買う人たちはネット世代ではないため、レコードショップに足を運ぶことがほとんど。そのためネットショップやオークションよりもレコードショップのほうが高値が付く可能性が高いでしょう。レコードショップに出す場合は、査定力に定評のあるところを選ぶのがベストな選択です。
レコードでもジャンルごとに相場は大きく違います。 そのジャンルによって、価値が付くポイントやプレミアがつきやすい年代も変わることから、複数のジャンルのレコードの買取を検討している方はぜひ確認してみてください!
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レコードは、実際に査定に出さないと価値が分からないと言われています。アーティストはもちろん、製造された年代やジャケットの状態、帯が付いているかどうかなど、査定ポイントがたくさん存在。なかには素人には良く分からない価値観もあります。
そのためレコード買取は価格差が出やすいのが特徴。レコードを納得して売るためには、しっかり査定してくれるショップに依頼することが大切です。
HMVの
合計金額9,396円
ディスクユニオンの
合計金額9,600円
エコストアレコードの
合計金額10,850円
ハードオフの
合計金額25円
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