音楽ジャンルであるロックの一種にあたるハードロック。もともとは海外で流行したジャンルで、徐々に世界中へ広まっていき、日本にも輸入されました。ハードロックが好きでレコードを持っている方は数多くいると思いますが、買取価格がどれぐらいなのかわからないもの。
ここでは、ハードロックのレコード買取相場についてまとめています。実際に買取された事例も紹介しているので、レコードを売る際の参考にしてください。
WARPIGの「WARPIG(CANADAオリジナル)」は10,000円、ATOMIC ROOSTERの「DEATH WALKS BEHIND YOU(UKオリジナル)」は15,000円です。また、BUFFALOの「VOLCANIC ROCK(オーストラリアオリジナル・ポスター付・オージーHARD・73年2nd)」は22,000円、METALLICAの「メタル・マスター(帯付・国内ライナー付・ピンナップ×2・日本盤)」は6,000円といった買取事例があります。ほかにも、ハードロックアーティストのレコード買取事例を下記にまとめているので、参考にしてください。
ハードロックのジャンルとアーティスト
アーティスト/タイトル | 買取相場 |
---|---|
WARPIG/WARPIG | 10,000円 |
DEATH WALKS BEHIND YOU/DEATH WALKS BEHIND YOU | 15,000円 |
BLACK SABBATH/HEAVEN AND HELL | 15,000円 |
BLUE CHEER/VINCEBYS ERUPTUM | 20,000円 |
BUDGIE/BUDGIE | 20,000円 |
BUFFALO/VOLCANIC ROCK | 22,000円 |
CACTUS/CACTUS | 25,000円 |
DEEP PURPLE/CONCERTO FOR GROUP AND ORCHESTRA | 12,000円 |
GINHOUSE/GINHOUSE | 30,000円 |
GRANICUS/GRANICUS | 8,000円 |
HATE/HATE KILLS | 8,000円 |
HIGH TIDE/SEA SHANTIES | 30,000円 |
HORSE/HORSE | 25,000円 |
JAMES GANG/RIDES AGAIN | 3,500円 |
JODO/GUTS | 22,000円 |
KILLING FLOOR/OUT OF URANUS | 45,000円 |
KISS/KISS | 8,000円 |
MOTORHEAD/MORTERHEAD | 50,000円 |
MOUNTAIN/CLIMBING! | 5,000円 |
NAZARETH/HAIR OF THE DOG | 8,000円 |
OZZY OSBOURNE/BLLIZARD OF OZ | 15,000円 |
PUSSY/FELIVE WOMAN | 10,000円 |
RICHIE BLACKMORE/GETAWAY | 35,000円 |
RONNO/4TH HOUR OF MY SLEEP | 12,000円 |
RUSH/RUSH | 40,000円 |
THE SHAME/DON'T GO 'WAY LITTLE GIRL | 12,000円 |
THIN LIZZY/THIN LIZZY | 25,000円 |
THREE MAN ARMY/A THIRD OF A LIFETIME | 12,000円 |
TUCKY BUZZARD/COMING ON AGAIN | 25,000円 |
HELLOWEEN/WALLS OF JERICHO | 4,000円 |
METALLICA/メタル・マスター | 6,000円 |
ハードロックは、エレクトリックギターを中心としたロックサウンドの種類のひとつ。ブルースやブギをベースにした激しい音楽です。1960年代後半にはほぼ確立した演奏スタイルで、絶叫するボーカルと強烈なビートが特徴。ギター音をエフェクターで歪ませたサウンドや、大音量によってアンプからの出力音が歪んでしまうオーバードライブ状態にするスタイルが一般的と言われています。曲の中盤や終盤にギターソロの時間を作るのもハードロックの特徴です。
初期はサイケデリック・ロックや、ブルース・ロックを融合させた形態でスタートし、1970年代初頭には「ハードロック」という名称が定着しました。ハードロックで有名なアーティストとして挙げられるのが「レッドツェッペリン」「ブラックサバス」「グランド・ファンク・レイルロード」「ディープパープル」など。そのなかでもレッドツェッペリンやブラックサバスがハードロックの典型的なスタイルとされています。
ハードロックとヘヴィメタルの違いは主に「リズムの持つニュアンス」「ギターの刻む量」「歌詞のテーマ」の3つ。ハードロックのリズムは黒人が好きなタメをきかせた8ビートが基本なのに対し、ヘヴィメタルは重量感のあるリズムが刻まれます。
ハードロックとヘヴィメタル両方とも曲がギターのコードによる進行が中心に構成されていますが、ヘヴィメタルは細かい刻みがたくさん入っているのでサウンドの隙間が少ないという特徴が挙げられます。
ハードロックはラブソングに用いられるような歌詞をはじめ、欧米の若者が持つ「ストリート感覚」に根付いた詩を持つ曲を演奏することが多いです。一方ヘヴィメタルは歴史やファンタジーをモチーフにした歌詞が多く、重いテーマの社会問題を取り上げて世の中に警鐘を鳴らすようなスタイル。パンクロックのように単なる反抗の叫びをするのではなく、相手を威圧するような姿勢を示すのでよりシリアス感が強いです。
レコードを売るにはおもに下記3つの方法があります。
それぞれメリット・デメリットがあり、レコードショップで売る場合は自分で店舗まで行く手間はかかりますが、査定額の詳細が聞けたり、売れないレコードの処分ができたりとメリットのほうが多いです。
ネット上でレコードを売る場合は、店舗へ行かずにレコードを買い取ってもらえます。ですが査定する人の顔が見えないため、しっかり査定してもらっているのかわからないといった不安を持ちやすいのがネット買取のデメリットです。
ネットオークションやフリマアプリだと、人気のレコードは高額で売れるのが魅力。しかし、売れないレコードは安い金額にされたり、まとめて査定されたりして売られることが多いです。
ハードロックは名盤のレコードが多く、高値が付くものが多数存在します。そのため、しっかりと査定してくれるお店に出すのが1番安全で確実と言えるでしょう。
ハードロックのレコードの買取を行っているショップでは、買取アップのキャンペーンが定期的に開催されます。高価買取アイテムが出てくるので、キャンペーンが開催される期間を狙うと高く売ることが可能です。
自分が売りたいレコードが対象になっていない場合がありますので、ショップの公式サイトでしっかり確認しておくと◎。いくつかのショップの買取価格を比較してみるのもおすすめです。
また、帯付き・国内ライナー付き・インサート付き・ジャケット付きといったレコードは買取価格が高くなる傾向があるため、レコードの付属品は大事にとっておきましょう。
レコードを査定するポイントは多く、実際に査定に出してみないと価値がわかりません。ジャンルによってレコードの価値観が異なりますし、アナログ盤・LP版・再販版とかでも価値は違います。ショップによって査定価格に大きな差が出る場合も。自分が持っているレコードを高額で買い取ってもらうには、しっかりと査定してくれるショップの見極めが大切です。
いくつかの買取ショップをピックアップしているので、レコードを売る前に買取価格が高いところをチェックしておきましょう。
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レコードでもジャンルごとに相場は大きく違います。 そのジャンルによって、価値が付くポイントやプレミアがつきやすい年代も変わることから、複数のジャンルのレコードの買取を検討している方はぜひ確認してみてください!
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