キャンディーズ

たった4年でオリコン1位に輝き、今でも人気があるキャンディーズ。「昔聞いていたレコードをまだ持っている！」という方も多いのではないでしょうか？

ここでは、キャンディーズのレコードを高値で買取ってもらえる方法を調査しました。レコードの買取価格相場や、キャンディーズのレコードが高く売れる理由について紹介しています。

キャンディーズの公式HP画像

キャンディーズソニーミュージックオフィシャルサイトHP（http://www.sonymusic.co.jp/artist/CANDIES/）

キャンディーズのレコードの価値が高くなる条件

・帯があること

日本盤レコード特有のもので、世界的に見ても珍しいものです。そのため、日本人コレクターだけではなく、海外コレクターの間でも人気があり、帯付きレコードの価値は一気に上がります。一方で帯がないと、価値は下がってしまうようです。

・生産が少ないもの

レコードを発売していた当時に生産した枚数が少ないレコードは価値が高い傾向にあります。キャンディーズの代名詞と言える「年下の男の子」「微笑みがえし」は人気曲ですが、市場にたくさん出回っているので、なかなか高値で取引されません。生産が少ない希少価値のあるレコードであれば、高値で買取ってもらえる可能性があります。

・初期のベスト

生産量の少ない初期のベストである「あなたに夢中～内気なキャンディーズ」は高値がつきやすいでしょう。他にもキャンディーズのデビュー曲「あなたに夢中」には、CD化されていない別バージョンが存在しており、状態の良いものは高値がつくと言われています。

キャンディーズレコードの高価買取価格例

タイトル	買取相場
タイムカプセル	40,000円
危ない土曜日	32,555円
その気にさせないで	500円
年下の男の子	600円
あなたに夢中	700円
微笑みがえし（LP盤）	2,400円
優しい悪魔	500円
暑中お見舞い申し上げます	100円
ファイナルカーニバルプラス・ワン	1,500円
THE BEST キャンディーズ	200円
春一番	100円
つばさ/グッドバイタイムス	150円

レコードの中古市場の現状

最近では、中古レコード市場の需要が高まってきており、高値でレコードを買取ってもらいやすくなっています。特に、昭和アイドルのレコードで高値がつきやすいです。しかし、過去に人気があったキャンディーズのレコードは、すべてが高く買取ってもらえるわけではありません。中古市場でたくさん出回っているレコードでは、希少価値がないため、通常の中古レコードとしての価格でしか取引されていないようです。一方、限定盤やプレミアム盤で希少価値のあるレコードは、なかなか市場に出回らないため、元々の価格を上回るプレミア価格がつくことがあります。

市場に出回っているレコードを高値で売却したい場合は、ジャケットの保存状態に気を付けましょう。ジャケットの保存状態が良いものは数が少ないので、それだけで希少価値がつきます。そのため、高価買取につながります。

キャンディーズのレコードの歴史

キャンディーズは、1970年代に活躍した女性3人組のアイドルグループです。多くの楽曲は、元アミューズソフトエンタテイメントの社長である松崎澄夫プロデュースでした。メンバーは、3人とも東京音楽学院のスクールメイツ出身。NHKの「歌謡グランドショー」のマスコットガールとして3人が抜擢され、番組プロデューサーから「食べてしまいたいほどかわいい女の子たち」という意味で「キャンディーズ」と名付けられました。その後、東京音楽学院を訪れた松崎澄夫によって歌手デビューが決まったのです。

1973年に「あなたに夢中」で歌手デビュー。人気バラエティ番組「8時だョ！全員集合」にレギュラー出演していましたが、ヒット曲に恵まれませんでした。しかし、11975年に発売した5枚目のシングル「年下の男の子」がヒットしオリコンで初のベストテン入りを達成。翌年発売した「春一番」では、オリコンで週間3位を獲得しています。1977年には、「やさしい悪魔」「暑中お見舞い申し上げます」などのシングルがヒット。歌手だけではなく、バラエティ番組でも活躍して幅広い人気を博していました。

しかし、人気絶頂期だった1977年に解散を発表し、最後にリリースした「微笑みがえし」は初めてオリコンで1位を獲得。解散宣言時の「普通の女の子に戻りたい」というフレーズは、当時の流行語になりました。