このページでは、「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」の中古レコード買取について解説しています。当時アメリカでは大きな話題を呼んだ彼らのレコードのなかには、現在でも高い価値がついている盤も。レコードコレクターにとっても根強い人気があるバンドといえます。
実際の高価買取事例も紹介しているので、チェックしてみましょう。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド公式HP(https://www.universal-music.co.jp/velvet-underground-nico/)
「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・ニコ」は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのデビューアルバム。かの有名アーティスト、アンディ・ウォーホルがジャケットデザインを手がけたことでも知られています。作品そのものも大きな話題になり、近代ロックにおける最重要アルバムのひとつとして挙げられることもしばしばです。Tシャツなどにもこのジャケットデザインが使われることもあり、一度は目にした人もいるのではないでしょうか。
原盤はもちろん、国内盤で帯付き美品のものであれば高価買取が見込めるでしょう。また、同アルバムのジャケットは1種類だけではありません。初期に販売されたアルバムだと、バナナの皮がシールになっておりはがすと果肉が現れるつくりになっています。このタイプのジャケットは流通量が少ないため、プレミア価格がつくこともあります。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのアルバムのなかでも、取引量が多いと思われるのがファーストアルバムの「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・ニコ」。状態にもよりますが、初期のシールタイプのジャケットはオークションで数万円の価格で取引されることもあります。
タイトル | 買取相場 |
---|---|
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・ニコ | 50,000円 |
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのみでなく、中古レコードのニーズは高まっているといえます。理由のひとつとしてはレコードそのものの人気が再燃しているためです。アナログ回帰の機運が高まり、レコードの売上が伸びているというデータもあるほどです。
そして、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドはデビューアルバムに代表されるような高いデザイン性が人気の理由のひとつ。ジャケットはTシャツなどのグッズになるほど有名なデザインです。レコードはインテリアとしての側面もあるため、人気のあるジャケットに対しては常に一定のニーズがあると考えられます。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは1964年に活動を開始したアメリカのロックバンドです。他とは一線を画したサウンドや、内省的で詩的な歌詞は一部のリスナーのあいだで話題になりました。デビュー当時は大きな成功をおさめることはなかったものの、後年に再評価されロックの殿堂入りも果たしています。
デビュー時はアンディ・ウォーホルがプロデュースし、ジャケットを手がけたことでも有名。その後は独自の路線で作品を多数発表しました。
洋楽のレコードと聞くと、海外で発売された原盤のみに高値がつくと考えがちです。しかし、日本盤でも帯などが綺麗な状態で残っているのであれば高価買取が実現する可能性も。
日本盤は海外でも人気を集めており、特にレコード帯は専門のコレクターがいるほどです。海外のレコードフェスでも日本盤レコードは取引されているため、今後もニーズは高まっていくかもしれません。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドでも高価買取が期待できるアルバムについて紹介しました。しかし、大切なのは実際に査定をしてもらう業者選びです。必ず複数の業者で見積もりをとるようにしましょう。
また、ロックレコードであればロックジャンルに特化した業者に査定を依頼しましょう。査定する業者によって価格は大きく変わるということに留意してください。