このページでは、パンクという新しいジャンルを作り上げた伝説バンド「セックス・ピストルズ」についてくわしく紹介しています。いまだに根強い人気があるセックス・ピストルズ。アルバムによっては驚くほどの高額買取が実現する可能性があります。実際にどのアルバムが高く売れる可能性があるかみてみましょう。
セックス・ピストルズ公式HP(https://www.universal-music.co.jp/sex-pistols/)
基本的にオリジナル盤(原盤)と呼ばれるものは高額で取引される傾向にあります。そのなかでも市場での流通量が少ない初回盤にはプレミア価格がつくことがあります。
セックス・ピストルズのシングル「God Save The Queen」には宣伝用に制作されたアセテート盤というものが存在します。現在の価値は100万円以上。販売された原盤にも同等の価格がつくこともあります。
1977年発売の「勝手にしやがれ」は当時の日本でも話題を呼んだアルバムです。帯付きのものは5,000円ほどでオークション取引されています。
帯とはレコードの端につけられた邦題やバンド紹介が記載された紙のことです。日本のレコード会社がアーティストの認知度を高めるために独自につくりだしたもので海外でも注目されています。
セックス・ピストルズのレコードでもっとも高額で取引されるのが、「GOD SAVE THE QUEEN」の原盤シングル。鑑定書があれば100万円で買い取ってくれる業者もいるほどです。ほかにも、帯付きで状態良好の盤であればある程度の金額での買取は見込めるでしょう。
タイトル | 買取相場 |
---|---|
GOD SAVE THE QUEEN | 1,000,000円 |
シリーシング | 4,000円 |
勝手にしやがれ | 3,000円 |
レコードは現在、再び人気が高まってきています。レコード盤をCDとともに発売するアーティストもいるほどで、今後もアナログブームの再来とともにレコードのニーズは高まっていくのではないでしょうか。
セックス・ピストルズはパンクブームを世界中に巻き起こしたバンドで、今でもハイレゾ盤などでアルバム「勝手にしやがれ」が発売されています。パンクはいつの時代もコアなファンがいるため、そうした点でも安定したニーズが見込めるでしょう。
セックス・ピストルズはプログレッシブロック全盛期の1970年代に頭角を現したロックバンドです。反体制の象徴としても知られ、独特なファッションや暴力的な言動は若者にも大きな影響を与えました。
ベーシストのシド・ヴィシャスは21歳の若さで死亡。スタジオで制作されたアルバムも「勝手にしやがれ」の1枚のみということもあり、初回限定盤などはいまだにプレミア価格で取引されています。
日本盤のレコードは、海外でもコレクターがいるほど独特な魅力をもつものです。人気の理由としては、レコードにつけられた「帯」が挙げられるでしょう。セックス・ピストルズのアルバム「勝手にしやがれ」も、独特の帯がつけられており、当時のパンク熱を感じさせます。
そのため、日本盤であれば帯やジャケットの状態も非常に重要な査定項目となります。
中古レコードの買取を依頼する際は、買取業者の選定も重要です。レコード買取業者にはそれぞれ得意なジャンルがあります。セックス・ピストルズであれば、まちがいなくロックレコード専門店での査定がおすすめです。査定に出すときもひとつの業者のみでなく、複数の業者に見積もりをとってもらうようにしましょう。こうした相見積もりをとることで、レコードの価値をより正確に判断することができます。