ネット上の体験談で、あるリサイクルショップで1枚50円で売っていたレコードを、専門店で10,000円で買い取ってもらったという話がありました。レコードのせどりを行っている人もいますし、一口に買取と言っても、価値の見極め方は業者によって大きく変わってきます。
見る人が見れば価値のあるものが処分品の中に紛れ込んでいるかもしれないのが中古レコード。そのまま処分してしまうのは非常にもったいないことです。では、高く売るためにはどうしたらいいのでしょうか。
デジタル化されていないレコードや、アナログレコードが主流だった時代に発売された限定品や名盤といわれるレコードの中には、骨董品のような価値のあるタイトルもありますので、古いレコードや多少コンディションが悪いものであってもそのまま処分せず、売却も検討するべきです。
デジタルが主流になる前に発売されたジャズやソウル、アニメなどのレコードの中には、こういったタイトルが見つかる傾向があります。
一方で、相場がかなり変わりやすいのも中古レコードの特徴です。
最近発売されたレコードであっても、生産量が少なかったり、人気があるタイトルは高値で売れる傾向にあります。ただし人気のタイトルや在庫の状況は常に変化しているので、いつ、どんなタイミングで価値が上がるかわかりづらく、株価のように売るタイミングによって値段が違うこともあります。
それにプラスして商品そのもののコンディションもレコードの価格を左右します。たとえ音が飛んだりすることなく再生に問題がなくても、本体に傷があるものは高く売れないことがあります。ジャケットの帯がないもの、ジャケットの状態が悪いものなども高く売るのは難しいでしょう。しかもそれがレコードの価格にどんな影響があるのかは、買い手側の判断によって変わってきます。
こうした背景があって、中古レコードを処分するのは勿体無いのですが、高く売るためにはコツも必要なのです。
リサイクルショップやオークションに専門店、レコードを売る方法はたくさんあるのですが、高く売るにはどんな方法が一番いいのでしょうか。また、高く売れるレコードとにはどんな傾向があるのでしょうか。高く売るためのコツをご紹介していきます。